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BAG

about LEATHER

アフターケア・修理のご依頼について

御購入後のお手入れや修理の場合には、LSP SELECTまで御連絡ください。
お持ちになられている革の状態をヒアリングさせて頂き、修理の可否、期間等を御相談させて頂きます。

誠心誠意、お客様の御希望に沿うよう努力致しますが、バッグの状態などによっては修理を承れない場合も御座います。
すべての御希望・御依頼に御応えできない事を、あらかじめ御了承ください。

修理が不可能になり得る場合は以下の内容になります。

  • 長時間直射日光に当てた場合の変色
  • アルコール(フレグランス)、油分の多い製品(口紅)インク(フェルトペンや万年筆)などによってできたシミ
  • 水による水ぶくれなど

*場合によっては修理代が発生することもございます。予め御了承ください。

お客様へ

LSP SELECTウェブサイトでは、自信を持ってお届けできる商品のみを取り扱っております。
その為、お客様の御都合による返品・交換は承っておりませんので、御理解頂いた上でお買い求め頂きたいと思っております。

皮・革 <about leather>

ここでは革について、詳しく御説明させて頂きます。
製品として仕上がるまでの工程や、革に必要とされる技術、またSAURUSとVERNONのこだわりについて御紹介します。

皮と革 <hide&skin or leather>

かわという言葉は「皮」と「革」の二種類が存在します。
この違いにはしっかりとした意味があるのです。みなさんは御存知でしたでしょうか?

「皮」とは鞣していない動物の皮膚のことを言います。
動物の体から剥がした皮は、そのまま放っておけば腐敗し固くなってしまいます。
また単に乾燥させただけでは、ガチガチに硬くなるだけで材料として使えるようにはなりません。
これを使えるようにするためのステップが、「鞣し(なめし)」といわれる工程です。
つまり「皮」とは、その鞣し加工を施す前の生の状態のことを言います。
ちなみに英語では、比較的大型の動物から取れる皮を「Hide(ハイド)」、小さな動物から取れるものを「Skin(スキン)」と区別し、「革」にあたるものを「Leather(レザー)」と呼びます。

「革」とは動物の皮膚である「皮」を鞣して、腐敗や硬化を防いだ素材のことを言います。
動物の皮はコラーゲンと呼ばれる物質から出来ており、これに植物性のタンニンや鉱物性のクロームを浸透させることで防腐効果を得て、なおかつ柔軟性を与えるのが鞣しの役割です。
「クローム鞣し」「タンニン(渋)鞣し」「混合鞣し」など、鞣し方法にはいくつかの種類があります。
それぞれ革の仕上がりが異なり、製品の用途によってその革を使い分けるのです。

皮の構造

「皮」から「革」が作られるといっても、実は「皮」の全てが「革」として利用されるわけではありません。
動物の皮膚は最も外側にある「表皮」、その下にあるコラーゲンを中心とした「真皮層」、そして、その下で肉と結合している「皮下組織」の大きく3層に分けることができ、真ん中の「真皮層」だけが「革」として利用されます。
この真皮層は、さらに表面が滑らかで動物特有の皮膚模様が現れる「銀層(吟層)」と、その下で繊維が網の目のように互いに絡まりあっている分厚い「網状組織」に分けられ、一般的に革の表側とされるものが「銀層」、裏側とされるのが「床面」と呼称されています。

鞣し <tanning>

鞣しとは、皮を革に変える加工方法のことを言います。

動物の皮膚は生体から分離されると酸素や栄養などを絶たれてしまうため、腐敗したり逆にカチカチに固くなってしまい、すぐに使い物にならなくなってしまいます。
そこで永続的に皮本来の長所を残すため「鞣し(なめし:tanning)」という加工方法を考え出しました。

タンナーと呼ばれる、鞣し専門の職人の手によって、その真皮層に含まれるコラーゲンという蛋白質を特定の物質に結合させたり、あるいは熱などで変質させたりなどして科学的に安定させるまで、数か月の時をかけるのです。
また鞣しには「クローム鞣し」「タンニン(渋)鞣し」「混合鞣し」など、いくつかの種類があり、それぞれ革の仕上がりが異なります。
古来には干したり燻したり、塩漬けにしたりと、品質に欠け生産効率が悪く、ましてや、じきに腐り始めるという欠点がありましたが、現在では植物からの抽出物(タンニン)を使う「タンニン(渋)鞣し」、鉱物性のクロームを浸透させる「クローム鞣し」、クローム鞣しの後、タンニン鞣しをする「混合鞣し」の3種類が主流となっています。

タンニン鞣しは、植物の樹皮、葉などから抽出したタンニン(渋)を使用する加工方法です。
革の出来上がりまでに約1~3ヶ月という時間を必要とするため、経済効率の悪さから一時廃れかけましたが、エコ回帰の風潮と自然な革らしい素材感から再評価されています。
またタンニン鞣しは、クローム鞣しと比べ欠点が多いようですが、ヌメ革の代表格とされるように、自然の革らしい素材感に優れ、使い込むほどに味わい深い風合いが楽しめるので革好きには人気の高い素材です。

クローム鞣しは、鉱物のクロームから作った溶液で鞣す方法で、柔軟性・伸縮性・耐水性・染色性に富む仕上がりです。
作業工程が、タンニン鞣しの半分ほどの期間で済むため、製造コストが低く、生産効率が高い点が特徴となります。
現在主流(約90%)の鞣し方法が、このクローム鞣しとなっています。
またクローム鞣しは薄く引き延ばすことが可能で、弾力性に富むため比較的傷が付きにくく、発色性も高いといった長所を持ち合わせます。

また革を染色する作業は鞣しの後に行われ、希望の色になるまで時間をかけて丁寧に仕上げていきます。
染色は鞣した革に水を加えたり乾燥させたり、また必要に応じて脂分を加え柔軟性を持たせるなど、経験ある職人の技量で細やかに調節を繰り返し染色していきます。
しかし、このステップは非常に複雑で革によっては再度鞣す場合もあるのです。

このように時間をかけて丁寧に「皮」を「革」に変えたら、それぞれ職人の手に渡ります。

【タンニン鞣しとクローム鞣し】

植物より抽出した渋成分(タンニン) 鞣し原料 クローム化合物
白、ベージュ、黄褐色など 革の色(染色前の状態時) 青、水色
あまり伸びない 展性 比較的伸ばせる
低い(比較的固い) 弾力性 高い(フカフカしている)
保持性高い 型保持力 保持性低い
傷がつきやすい 耐傷性 比較的傷がつきにくい
湿りやすく、乾燥も早い 吸水性 湿りにくく、乾燥も遅い
やや低い 耐熱性 高い
日光などにより日焼けをしやすい 耐光性 色が変わりにくい
初め固いが、徐々に馴染んで柔らかくなる 柔軟性 初めから柔らかいまま
金属との反応により、黒・赤・黄・茶に変色 金属反応 あまり反応しない
条件が揃うと、生えやすい カビ 比較的生えにくい

革の種類 <Kind of leather>

牛革の種類

革製品の多くは牛革で作られています。
もっとも一般的な原皮で、幅広い用途に使用されています。
使用する部位や牛の年齢によって、用途や風合いは異なり値段にも大きな違いがでてきます。
外見上の特徴は特になく、革の表面に加工を施すことにより、爬虫類の皮などを模造することも可能です。

カーフスキン
カーフスキンとは、生後6ヶ月以内の仔牛の皮をなめしたもので、キメが細かく美しく柔らかいのが特徴で、牛革の中で最も上質とされます。
傷が少なく、有名ブランドの高級革製品等にも用いられています。また、取れる部分が非常に少ないので希少価値が高い素材です。
※ベビーカーフ
生後3ヶ月ほどの仔牛の皮はベビーカーフと呼び、カーフスキンよりもさらに面積が小さく、銀面(表面)のキメの細かさが際立つ最高級素材です。
キップスキン
キップスキンは、生後6ヶ月~1年以内の牛の革の事をいいます。
小型の革の呼称であるスキンと呼ばれる牛革はこのキップまでで、カーフと比べると手頃でややキメは粗いですが、その分厚みが増し丈夫になります。カーフについで上質の素材です。
カウハイド
生後2年を経過し、出産を経験した牝牛の成牛で、需要と供給バランスが優れた牛革の代名詞的な存在です。
肌理が細かくステアハイドよりも革が薄いのが特徴です。
しかし、出産を経験した牝牛のため、腹部の革がゆるく繊維密度がやや粗くなっています。
大判であるために、大型の鞄やジャケットなどに使われます。
ステアハイド
生後2年以上の牡牛の成牛ですが、生まれて3~6ヶ月以内に去勢されているため、暴れる事も少なく育つために傷が少なく、銀面(表面)のキメの細やかさはキップにも近い質感です。
厚手で耐久性に優れており、革の大きさは畳2畳分にもなります。
流通量も多く幅広い革製品に使用されている最もポピュラーな牛革です。
ブルハイド
生後3年以上経過した牡牛で、去勢されずに育った繁殖用の牛からできる革のことです。
去勢されていない牡牛は、喧嘩が絶えないために、厚手で丈夫ですが、キメが粗く表面(銀面)に傷が多いのが特徴です。
主に靴底、工業用革に使われます。
地生(ジナマ)
国内産の牛原皮です。
以前は、生皮のままで取引されたところから、地生と呼ばれるようになりました。
一般に牛の飼養管理状態がよいので、輸入原皮と比べて銀面の損傷が少なく、焼き印がないのが特長です。
腹子(ハラコ)
牛の胎児の毛皮(英語では「Unborn Calf」)のことで、不幸にも母牛のお腹の中で死んでしまった胎児で数が少なく、原皮も小さいので高価です。
この代用品として用いられる牛の短い毛並みのある表皮や、ポニーの毛皮も便宜上ハラコと呼ばれることが多いです。
馬革の種類

馬革(horse leather)は、ホース・アニリンともいいます。
牛革に比べて厚みや強靱性でやや劣りますが、原皮が大きく柔軟性では優れていますので、椅子張りなどのインテリア製品やレザー・ウエアなどの革製品に適しています。

コードバン
コードバンとは、主にスペインやフランス産の、比較的大きな馬から採れる革のことをいいます。
サラブレット等の馬にはコードバンはありません。
馬の尻の艶やかな表皮の下にコードバン層があり、一頭からの採取量わずか2枚で、革の裏側を丁寧に削ってゆくと厚さ2mm弱程度のコードバン層が現れます。
コードバンは強靭な繊維をもつ、特別な存在でもあり「革のダイヤモンド」や「革の王様」とも言われています。
馬革は通常、外側へ伸びていく性質であるのに対し、臀部(お尻の部分)のみは内側へ収縮するようになっています。
近年では小物などでも活躍していますが、主にランドセルや海外では靴の素材として昔から有名です。
ホースハイド
ホースハイドは、30年代の衣料に多く用いられていました。銀面(表面)の繊維は牛革に比べて粗く、運動量も多いため傷が多く、上質な素材は高価で取引されています。
首周りから前脚の周辺はフロントクォーターと呼ばれ、大判でありながら柔軟性も抜群なのでジャンバーなどの衣料に加工されています。
ポニー
ポニー(PONY)とは、体高147cm以下の馬のことを指す総称です。
小型の大人の馬を指しており、子供の馬ではありません。
ポニーの毛皮は、便宜上ハラコと呼ばれることがあり、ハラコの代用品として用いられています。
山羊革の種類

山羊革は耐摩擦性に優れており、薄くて丈夫という優れた特性を持っています。
牛革や馬革と較べてあまり馴染みのない革ですが、高級皮革素材として有名ブランドでも使われています。

キッドスキン
山羊革は年齢によって呼び名がかわります。キッドスキンとは仔山羊の革の呼び名です。
銀面(表面)には、細かなシボと呼ばれる独特の凹凸があり、キッドスキンは特に細かなシボと柔軟性に富んでいます。
主な用途として、薄くて丈夫だという特性を利用して、高級革手袋や靴、ハンドバッグなどの素材としても使われています。
ゴートスキン
ゴートスキンとは大人の山羊の革を呼びます。羊の革よりも繊維組織が充実しており、銀面(表面)にはキッドスキンと同じように細かなシボが並んでいるのが特徴です。
鹿革の種類

日本古代、もっとも愛用されたのが鹿革です。鹿革は軽くて丈夫なうえ通気性が良いため、足袋や武具、衣料など広い範囲で利用されていました。近年では革製品の他に、レンズや自動車の汚れ落としても利用されています。

バックスキン
バックスキンは牡の鹿の皮から作られた革の事をいいます。銀面(表面)を除去して、ビロード状に起毛させています。
鹿革は、牛や馬の革と比べて軽くて水に強く、通気性に優れています。
ディアスキン
ディアスキンは牝の鹿の皮から作られています。湿気を吸い取る性質を持っているため、日本の気候に最適で、商品によっては洗濯することも可能です。
鹿革の中でも、キョンという種類の鹿から作られた革を「セーム」と呼びます。
セーム革の定義として、鹿の銀面(表面)のみを使っており、アルカリ膨潤なめしを施して、魚油還元を施しています。
染色すると魚油還元時に吸収されたコラーゲン成分が抜けてしまうため、クリーム色で着色はしていません。
非常に肌触りが良く、水分を吸収しやすいながらも硬くならず、伸びても元に戻る性質を活かして衣料のほかにレンズや自動車磨きにも使われます。
羊革の種類

羊の革は、牛の革などと比べると強度はやや劣りますが、きめの細かさや柔らかさは抜群です。
繊維が粗いため強度が必要な革製品には使われません。

ラムスキン
生後1年以内の羊の皮をラムスキンと呼びます。
毛穴が小さく、きめ細かいためしっとりとしていて滑らかな風合いが特徴です。
生後6ヶ月以内のラムスキンは、ベビーラムスキンとも呼びます。
ラムスキンは羊の皮の中では最高級とされています。
断熱効果が高いので、防寒用の衣料として多く使われており、毛の付いているものは「ムートン」と呼ばれています。
シープスキン
シープスキンとは、生後1年以上経過した羊の皮です。
主に体毛のタイプによって区別されており、巻毛種のものをウールシープ、直毛種のものをヘアシープといって区別します。
ウールシープは採毛のために改良された羊で、高緯度地域に生息しているので、寒さから身をまもるため細い毛と皮下脂肪を蓄えています。
そのため革製品としては適しておらず、毛皮として利用されています。
一方ヘアーシープは、緯度20度以内に生息しており一年中夏の気候なので、主に家畜や採乳ように飼育されています。
そのため保温用の毛や脂肪もあまり必要としないため、毛質もよくなく利用価値も少ないです。
そのかわり皮質は密度が高く、手袋や靴用の革には最適です。
豚革の種類

豚の皮は、国内で唯一飼育から革製品の製造までを供給できる革素材です。
銀面(表面)に、三角形「∴」に並んだ3つの毛穴が特徴的です。

ピッグスキン
豚の体毛は、皮膚の表面から内側まで突き抜けているので、皮に毛穴の痕が残っています。
毛穴が開いていることにより、通気性がよく軽さにもつながっています。
さらに豚皮は牛皮よりも摩擦に強く、柔らかい革を作ることも固く半透明にすることも可能です。
スエードに仕上げたピッグスキン・スエードは人気が高いです。
牛革などと較べると過小評価されがちですが、海外での評価は高く有名ブランドでも使われています。
通気性がよく、摩擦にも強い特徴をいかして、靴の内側や手袋などに使われており、財布や衣料などにも利用されています。
カンガルー革の種類

豚の皮は、国内で唯一飼育から革製品の製造までを供給できる革素材です。
銀面(表面)に、三角形「∴」に並んだ3つの毛穴が特徴的です。

カンガルースキン
カンガルースキンは、薄くて軽く、しなやかなのが特徴です。
カンガルーは、種の保存のために年間捕獲量が制限されているため、傷の少ない革は高級素材として珍重されています。
牛革のカーフスキンよりも上質だと言われています。
特徴を活かして近年特に利用が増えているのが、スポーツシューズへの利用です。
強度も申し分ないため、サッカーのスパイクなどにも用いられており、激しい運動から足を守ってくれます。
爬虫類の革の種類

爬虫類の革は、その独特な銀面(表面)の模様や、希少性により高級素材とされています。
部位によって様々な模様があり、中でもワニ革は美しい鱗模様で人気があり、最高級の素材とされています。

ワニ革の種類
・クロコダイル
・アリゲーター
・カイマン
トカゲ革の種類
・リング
・アグラ
・ベンガル
・オーバル
ヘビ革の種類
・ニシキヘビ
・海ヘビ
・水ヘビ
カメ革の種類
・タートルスキン

仕上げ方法による種類

ヌメ革
タンニン鞣しの革を素のままに仕上げた革です。
本来は無染色でオフホワイトまたはうすいベージュ色であるものを指しますが、一般には染色を施したものを含めて言うことが多くその色の種類は豊富です。
スエード革
革の裏面を細かいサンドペーパーでこすって起毛させたものです。
毛足が短く、細かくて、柔らかな手ざわりのものほど良質とされています。
ベロア
スエード革と同じように、牛革の裏面をサンドペーパーでこすって起毛したもので、スエードより毛足がやや長くてラフな感じの仕上がりの革です。
ヌバック
革の銀面(表側の面)を非常にきめ細かく起毛させた革です。
より繊細な手触りを楽しめます。
ブライドルレザー
タンニン鞣しの革にロウを染み込ませカチカチに仕上げた超堅牢な革です。
主にイギリスにおいて、馬道具に使用されました。
ロウ引革
革にロウやパラフィンを吹き付けて表面を強化したものです。
オイルレザー
革に多量のオイルを加え、耐水性と柔軟性を持たせた革です。
しばしば独特の味わい深い風合いを持ちます。
型押しレザー
高熱高圧のプレスで表面に一定の模様を刻印させた革です。
シュリンクレザー
薬品や熱によって革を収縮させ、表面にしわ模様を出したものです。
ガラスレザー
クローム鞣しの革の表面をガラス板に張って乾燥させ、皮の表面をサンドペーパーでこすり、合成樹脂を塗って仕上げた革です。
エナメル革 別名「パテント・レザー」
クローム鞣しをした革の表面に油脂または合成樹脂を厚く塗って、光沢を出した革のことです。
革素材のケアについて <be careful>

革は生き物のごとく丁寧に使い続けることによって、味わい深くなっていく魅力的な素材です。
しかし革はケアを油断をすると、雨が水シミとなったり、カビが生えたり、色落ちしてしまうのも事実です。

皮はそれぞれの特性を生かして作られているため、一枚一枚に個性があります。
そしてその皮を用いて作られている製品もまた、一点一点が個性なのです。
そのため、どの製品にも万能なお手入れ方法というものは存在しません。
ご自身でのお手入れは、柔らかいネルのような布を使い、お手入れ後は平らに置き(使用しないときには、ボックスに入れず、布袋の中に入れてください)直射日光や高温を避け手保管してください。
これが革製品を、長く愛用していただくためのポイントとなります。

ここでは革製品のケアについて詳しく御紹介させて頂きます。

保管方法

保管時に第一に気をつけるべきは、カビが繁殖しないようにすることすが、実は、それ以外にも注意すべき点があります。
しかしこれを実行しなかったらダメなの??というわけでは御座いません。
革製品をより快適にお使いいただくための、一つの方法として御紹介致します。

  1. 直射日光が入らない場所に保管する。
    日焼けや色褪せ、乾燥のし過ぎの原因となります。
  2. 表面が乾いてきたからオイルを補充する。
    乾燥・ひび割れを防ぐ効果があります。
  3. 中に新聞紙や乾燥したタオルなどを適度に詰める。
    鞄内部の湿気を吸収すると共に大きな型崩れの防止となります。
  4. 防虫剤やゴム製品を近くに置かない。
    革の塗料やウレタンコーティングなどと化学反応を起こし、思わぬ結果になることがあります。

デイリー・ケア

何事にも、日々の鍛錬と努力が結果を出すのは承知の事実ですね。
それは私たち生き物だけではなく、モノにも通用されることなのです。
特に革製品は、使い方でその先に現れる革の風合いが大きく変わってきます。
革の風合いは、人それぞれの好みによって変わってくるものではありますが、革製品が活躍したその日には、簡単なケアを行うことを御勧めします。

  1. ご使用後に柔らかな布で乾拭きして、ほこりを取ってください。
    ヒント→バックの角部分など、小さな汚れには消しゴムを使うと落ちる場合があります。
  2. もしも雨などに濡れてしまった場合には、タオルなどを使って水分をとってください。
    保管前に詰め物をして、型崩れを防ぎましょう。
    水分が十分に乾くまで袋や棚にしまわない事を御勧めします。

スパン・ケア

SAURUSとVERNONでは、定期的に行うケアのことをスパン・ケアと呼んでいます。
スパンを行う理由には、次のことを防ぐ為です。

  1. 乾燥

    革にはもともと動物の皮膚が持っていた脂分や製造の時に加えられた脂分が含まれています。
    これらは使用しているうちに徐々に揮発して抜けていてしまうので長い間、革を放置してしまうと脂分が切れて革がカサカサになったり、ひどい時にはひびが入ってしまうこともあります。
    そのような状態になる前に定期的に脂分を補充してあげることが、長く付き合うコツとなります。
    HOW TO→オイルやクリームは少量を指先や柔らかい布・スポンジなどにとり、全体へ均一に薄く延ばすように塗ります。
    塗布後はしばらく時間をおいてから柔らかい布で余分なオイルをふき取って、軽く乾拭きをすると良いでしょう。
    POINT、厚く塗りすぎるとべた付きやシミ・変色の原因となりますので御気を付け下さい。
    また、人間にアレルギーがあるように、天然素材の革にもオイルとの相性というものがあります。
    全体に塗布する前に、目立たない箇所で一度試して相性を確認してからお使いください。
  2. カビの繁殖

    思い出したように押し入れやクローゼットから鞄を出してみたら、初めて手にした時の姿と打って変わって「もう持ちたくない!」なんてことは多くの方が経験しているのではないでしょうか。
    革はカビが生えやすい素材ですが普通に使用している場合には、まずカビは生えません。
    これは常に新鮮な空気に触れているからです。
    つまりカビが最も生えやすいのは保管の間ということになり、特に次の条件のいくつかが満たされた状態の時に限られます。
     (1) 通気の悪い密閉空間(押入れ、引出し、箱など)
     (2) 革が湿っている、または湿度の高い環境(雨や水にぬれたままの状態にしておくなど)
     (3) 汚れの付着など、カビの栄養源となるものがある(鞄の中に食べ物を入れたままにしておくなど)
    カビを防止したい場合はこれらと逆の環境に保存すれば、まず心配しなくて大丈夫でしょう。
    カビを生やさないには、風通しがよく適切な湿度の環境に保管し、鞄を清潔に保てば良いのです。
    POINT→適切な湿度を保つために乾燥剤を使用する場合には、革に直接触れないよう気を付けましょう。
    革が乾燥しすぎて、ボロボロになったり変質する原因となります。
  3. 水による大打撃

    革の弱点は何といっても水に弱いことです。
    革に水で濡れてしまうとシミや水ぶくれが出来ることがありますし、ビショビショに濡れてしまうと型崩れや色落ち・色移り、カビなどの原因となってしまいます。
    そうなる前に、数秒でいいので防水スプレーをしておくことを御勧めします。
    出来ればスプレーは、革用のものが良いでしょう。
    HOW TO→オイル同様、スプレーでも革との相性を確かめるために全体にスプレーする前に、目立たない箇所で試されるのを御勧めします。
    問題が無いようであれば、革から20~30cmほど離れた所から全体にムラなく吹き付けましょう。
    吹き付けた直後は革に染みているようですが、乾くと元通りになります。表面が軽く濡れている程度を目安に吹き付けましょう。
空白